Champagne Brut Cuvee Millesimee Grand Cru 2011

ルーヴォワの知られざる個性の最高傑作。力強く、腰のすわった味わいが素敵なシャンパン淡い黄金色に輝く底から、やや強めの泡が立ち上がります。ピノ100%のコクのある重厚なボディ。リンゴや黄桃などに白い花のような香りも残ります。またミネラルも強く感じられます。ブドウの出来がとても良く、まだまだ若々しいフレッシュさもありますがこれから熟成を重ねる中で真価を発揮するに違いありません。

ドメーヌ元詰めにはブージー、アンボネイ、ルーヴォワ、アイの区画のグラン・クリュ4.5ha分しか使用せず、プルミエ・クリュのブドウに関しては、彼の造るブドウの評価が高くネゴシアンですDeutzに売却しています。畑の全てはリュット・レゾネ(減農薬農法)を行い、醸造段階においては芳香成分保護のためにアルコール発酵を18度にて行います

Domaine Bernard Moreau Chassagne Montrachet Blanc 2015

“モローは丸々として、豪華で、おいしいワイン
ハーブバター、レモン、ライムの皮の香りが広がり、少量のレモンバターと豊富なハーブバターが感じられます。チョークの粉、レモンの皮、レモングラスの味わいから、ミネラル感に富んだドライなフィニッシュへと続きます。十分な長さを持つワイン。ピュリニー側の畑の由来するハーブバターとフィネス、またシャサーニュ側のミネラル、バターが表れます。ブドウ樹はシャサーニュ南北に植えられています。それぞれの個性が生きており、ミネラルと力強さが味わえます

Domaine Philippe CHARLOPIN PARIZOTGEVREY CHAMBERTIN 2011

ピノ・ノワールの神様と呼ばれるアンリ・ジャイエ氏から指導を受けた一人で、愛弟子として可愛がられていたことでも知られ,シャルロパンのモットーはあくまでも自然なワイン造り。ブドウの質そのものが、その後の醸造、そしてワインの質を決定すると考えるため、極力自然の力を邪魔しないよう細心の注意を払っています。ブドウの樹が自力で凝縮味のある果実を結実できるよう、ブドウの栽培にはリュット・レゾネ(減農薬農法)を採用。除草剤と化学肥料は使用せず、殺虫剤代わりにフェロモンカプセルを用いています。

ブドウの樹齢は概ね高く、エシェゾーにいたっては樹齢70年に達するものも。しっかりと完熟してからの収穫はもちろんのこと、厳しく選別した果実は、除梗した後一週間に及ぶ低温マセラシオン発酵を行います。培養酵母の補酸は決して行わず、その後は瓶詰め直前まで澱引きせずに樽熟成されます。

           

  Domaine Gerard Raphet Gevrey Chambertin 2010


モレ・サン・ドニに本拠地を置くジェラール・ラフェは、フランスではシャンベルタン クロ ド ベーズの最高の生産者の一人といわれ、あのパーカーから★4ツ星を与えられ、『精力の魂』と言われたジャン・ラフェの息子で、2002年にドメーヌを引継いでいます。父の代から非常に恵まれた畑を所有し、樹齢の古い古木を多く所有しておりますが、多くのワインはネゴシアンに販売しているためドメーヌ元詰めは極僅かとなります。 2002年に代がかわってすぐの2003年にはあのロバート・パーカーから98点という稀に見る高得点を獲得し、一躍その名をとどろかせました。
やはりジェラール・ラフェは繊細、かつ威風堂々としている。モレ・サンの丘を見渡し静かに見守り伝統を守る姿に、彼のワインが存在していく。

暗いルビー色。小さな赤や黒の果実が豊かに香ります。オーク樽の熟成香も上品に香ります。ココアの豆の香り。口に含んだ瞬間に、フレッシュな赤果実の風味が非常に魅力的に広がります。タンニンの余韻の長さは適度で、豊かさのバランスがとれたワインです。あくまでも自然に。新進気悦メゾン、ニコラポテルとしての力を感じてほしい。

Maison Nicolas Potel Morey Saint Denis 2014

シャンベルタン・クロ・ド・ベーズの最大の所有
ピエール・ダモワは銘醸畑シャンベルタン・クロ・ド・ベーズを語る際に外せない、同畑15haのうち、実に3分の1を所有する有力生産者です。1992年から現当主のピエール ダモワがワイン造りを引き継ぎ、名声を取り戻したジュヴレ・シャンベルタンの名門ドメーヌ。よく熟したタンニン、しっかりしたストラクチャーがある。力強さをそのまま楽しめる、真っ直ぐでボリューム感のあるワイン。

Domaine Pierre Damoy Marsannay Bretigniere 2014