モンテリーの祖ともいえるポール・ガローデ、現在までモンテリー協会の会長として高い評価を受けています。

以前はコント・ラフォンの契約栽培農家でした。現在コント・ラフォンはブドウの栽培から醸造まで一貫して行っていますが、ドミニク・ラフォンが当主となる前は、ブドウ栽培を小作人に任せる方法でワインを造っていました。ドメーヌ・ポール・ガローデのワインは、コント・ラフォンの影響を受けていて、豊かでフィニッシュの長い複雑性に富んだ味わいを醸し出しています。
 
 ポール・ガローデの造るワインは常に果実味にあふれ、非常に濃厚。そしてすべてのキュヴェがそれぞれの個性を持ち、それでいて一貫した高い品質を保っています。この素晴らしいドメーヌを見出したのが、アメリカで最も良心的かつ有能なワイン輸入商として、ロバート・パーカーに高く評価されているピーター・ヴェザンでした。彼はパリ在住のブルゴーニュ・ワインのエキスパートで、無名で優良なドメーヌを探し出す能力に非常に長けています。

 
ワイン版のミシュランといわれているワイン格付け誌『クラスマン』においても、ポール・ガローデのワインは非常にお買い得で、「ストックを買い占めるべし」と絶賛されていますこのように、高品質でありながらお値打ち価格であることからフランス国内でも注目を集めるワインです。

畑:10.5ha(ピノ・ノワール5.5ha、シャルドネ5.0ha)
平均樹齢:約45年 
収穫:手摘み 
醸造(シャルドネ):完熟を待ってから収穫し、優しくプレスします。果汁は重力に沿って丁寧に樽に移されます。その後、アルコール発酵とマロラクティック発酵が始まります。12〜18ヶ月の熟成期間中、熟成具合を見ながら約15日に一度バトナージュを行ない、ワインを澱に触れさせます。ワインの純粋さと新鮮さを保つため、軽く濾過します。4〜10年熟成可能。


面積:0.22ha 石と石灰が混ざる土壌
樹齢は約50年のものを3分の1使用し、残りに若木のものをブレンド。一級畑「ジュヌヴリエール」と「シャルム」に隣接する恵まれた区画。



ブルゴーニュ協会 アペラシオン・シート

Paul Garaudet
Meursault Le Limozin 2013